先日は十和田湖へ行ってきました、里山は雪がほとんど解けてフキノトウも出始めたのにこちらはまだまだ雪がいっぱいです。あまり「住」については書いてこなかったのですが、面白いものを見つけたのでちょっとご紹介いたします。
最近、十和田湖畔の休屋にある北駐車場のトイレが新設されました。知らなかったのですが入ってみてびっくり!看板が菱刺しでした!!こぎん刺しの看板などはよく弘前市や青森市で見かけますが、菱刺しは珍しい~。
そうなると男子も気になってくるので見てきました。笑
色違いになってるのね~。こういう構成ね、ふむふむと立ち止まって鑑賞。少しずつ菱刺しの模様に出会えるようになって素直に嬉しいです。
イラストのように使うのではなくて、菱刺しを再現しようとしているところが分かってさらに嬉しい。これからこういうのが増えていくといいな~。
実際、十和田湖周辺ははこぎん刺しなのか菱刺しなのか?
五戸の人が滞在したとの記述もあるので菱刺しもあっていいと思いますし、こぎん刺しの気配もします。どちらとも言い切れないというのが現状の答えです。まだ調べていないので、これからゆっくり調べていきたいです。
お昼ご飯は休屋の「喫茶 憩い」さんにて。鍋焼きうどんには十和田湖の形をしたニンジンが!少しの手間がとても嬉しく、心も身体も暖かくなりました。季節限定の鍋焼きうどんオススメです。
また、私の作っている南部菱刺しの商品が「喫茶 憩い」さんでの委託の取り扱いが始まりました。お近くにお立ち寄りの際はコーヒーを飲みながら見ていただけると嬉しいです。
こちらには十和田湖周辺の植生と同じものを置きたいと考えています。でも、それだけだと渋い色ばかりになってしまうので、十和田湖の色に近い藍染めの糸で刺したものなども。
藍染の色は【フォーレル水色標準液(すいしょくひょうじゅんえき)】を基準としたいのですが、なかなか似た色が見つかりません。水の色だけでなく季節や天候によってさまざまな表情を見せる十和田湖、みなさんは何色に見えますか?
フォーレル水色標準液
(英:Forel’s color standards, Forel’s color scale)1888年にF・A・フォーレルによって考案された。硫酸銅とアンモニアを調合した溶液の藍色液(第1液)と、クロム酸カリウム溶液の黄色液(第2液)をそれぞれ異なる割合で混合し、アンプルに封入した物。混合率により1番から11番の水色番号からなる。1番はもっとも青く、番号が増すに従い黄色に変位していく。色別にセットとなっているためフォーレル水色計、フォーレルの水色計とも呼ばれる
Wikizeroより引用
是非、休屋だけでなく奥入瀬渓流や展望台などにも足を運んでみてください。
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